クルマ

2008年10月17日

初のナイトレースとなったシンガポールGPで鮮やかな復活優勝を遂げたばかりか、
先週の富士スピードウェイでの日本GPでも真っ向勝負でレースを制し、現在2連勝中のルノーのフェルナンド・アロンソ。

そんなアロンソが、いよいよ佳境に入ってきた今年のF1のチャンピオン争いにおいて、
タイトルの行方を左右するキーマンとして急浮上してきた。

今週末の中国GPと最終戦のブラジルGPを残して、
現在、ポイントリーダーのマクラーレンのルイス・ハミルトンと、2位のフェラーリのフェリペ・マッサのポイント差は5ポイント。
3位のBMWのロバート・クビサにもチャンスはあるものの、実質上位2人の争いと言い切っても良いだろう。

ここ数レースで、F1の各ドライバーから、ドライビングマナーや奔放な発言で敵視されているハミルトン。
BMWのニック・ハイドフェルドやレッドブルのマーク・ウェーバーなどは、公にハミルトン批判をしている状態。

フェラーリのキミ・ライコネンはチームメイトであるマッサのサポートを確約しており、
さらにここにきて去年マクラーレンで確執のあったアロンソがマッサのサポートとも取れる発言をした。

『そういう機会があればタイトル争いでフェラーリのマッサが勝てるよう手助けをする』

現在2連勝中のアロンソは、そうやすやすと攻略できる相手ではないのは明らかだ。
さらには『アンチ・ハミルトン』のドライバーが多い中で残り2戦を戦わなければならない。
そのためには、ハミルトンは最低でもマッサの前でフィニッシュすることが大切になってくる。

ハミルトンは『ハミルトン包囲網』を攻略し、史上最年少のチャンピオンタイトルを手にできるか?
それともマッサが今年中盤開花した強さと速さで、5ポイント差をひっくり返すことが出来るのか?

まずは今週末の中国GPに大注目である。

あえて言わせてもらおう。
キーマンは間違いなくルノーのフェルナンド・アロンソであると。


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(21:30)

2008年10月08日


いよいよ今週末に迫ったF1日本GP。
昨年に引き続き、今年も富士スピードウェイでの開催となる。
その日本GPに先駆けて、FIAから2009年F1カレンダーが発表された。

気になる日本GPは10月11日に行なわれ、
富士に代わって2年ぶりの鈴鹿サーキットでの開催となる。
(以降、富士と鈴鹿の交互開催の予定)

そもそも、富士スピードウェイでの日本GPは、
サーキットのオーナーでもあるトヨタの働きかけもあり、今後数年は独占開催の予定だった。

だが、昨年の大雨の中で開催されたレースで、富士スピードウェイのサーキット運営能力に大きな疑問が生じる。
宿泊施設や交通手段などアクセスの問題や、サーキットがまったく見えない座席がある、など、
もともとの設備面の不備を、大雨が全てあらわにした格好だ。

観客の中には富士スピードウェイと親会社であるトヨタに対して、損害賠償を求める訴訟を起こしたグループもあり、
1年が経った今もまだ裁判での決着を見ていない。

テレビでレースを観戦した私からしても、富士のサーキット施設のみならず、レースそのものが大変つまらないものだった。
(たとえ、大雨のコンディションであったという要素を考えてみたとしても、である)
実際サーキットに足を運んだ方にしてみたら、なおさらだろう。

当然、そうしたネガティブ要素はFIAも見逃さず、
『鈴鹿サーキット待望論』が高まる中での折衷案としての、
『富士・鈴鹿の日本GP交互開催』と言うカタチでプランが見直されることとなった。

今年のレースで富士スピードウェイが昨年の二の舞にを演じるようなことがあったら、
そして、来年の鈴鹿サーキットでの日本GPが素晴らしい運営を見せたら、
恐らく、富士での日本GPはしばらく日の目を見ないであろう。

実際、ドライバーもチーム関係者も鈴鹿ファンも、鈴鹿ファンのほうが圧倒的に多い。
さらに観戦する側のファンが富士を支持しないのならば、わざわざ富士で『日本GP』の名前のレースをする必要など無いのではないだろうか。

すでに、気持ちは来年の鈴鹿に向いている。



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(20:30)

2008年09月29日


F1史上初のナイトレースとして行われたシンガポールGP。
レース中盤からクラッシュによるセーフティーカーが導入されるなど、
レース前の予想通りの荒れた展開になった。

そんなレースだからこそ、
純粋に『ドライバーとしての嗅覚のある者が勝つ』と言えるレースだったと言えるだろう。

アロンソの勝利は、初日のフリー走行から予感せせられるものだった。
フェラーリのマッサ、ライコネン、マクラーレンのハミルトンらランキング上位の連中を抑えてのトップタイム。
誰もが初めてのストリートコース。マシン性能の差は出にくい。
『まさにドライバーの腕で持っていった』と言えるタイムを刻んだ。
予選はトラブルに沈んだが、レースでも当然速い。

他のドライバーより明らかに攻めれていた。
そして混乱のを味方に付け、チャンピオンを獲得した時の様な走りが蘇った。

レース後『ルノーでは勝てるとは思わなかった』とコメント。
それでも勝ってしまうドライバー。

現在所属のルノーも、ホンダも、BMWも、来期に向けて強烈なラブコールをアロンソに送る。

『勝てるマシンに乗れば誰でも勝てる』。
だが『勝てないマシンでも勝てる』のがアロンソであり、先日初優勝したベッテルがそうだろう。

まさに乾坤一擲の走り。王者とはこう言うものだ。
絶対王者だったミハエル・シューマッハーに引導を渡しただけの事はある。
アロンソのしたたかな勝利。

ハミルトンにはまだ真似出来ない。


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(13:13)

2008年09月19日

佐藤琢磨がヘレスサーキットで行なわれたテストで、
今年5月のスーパーアグリのF1撤退以来となる久々にF1ドライブした。

午前中にセッティングと空力テストに取り組み、午後には雨が降り出しテストは予定より早く切り上げられてしまった。
このため、琢磨は49周の走行にとどまる。
ベストタイムは1分19秒574、8人中6番手と平凡だったが、によっては一概には比較できない。
開発能力、経験地では申し分の無い琢磨だけに、トロロッソとしても貴重なデータを収集できたのではないだろうか?

テスト後、琢磨は『マシンは速く、すぐにとても快適に感じることができ、楽しめた』とコメント。
来期のシートをモノに出来るか注目される。


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(11:10)

2008年09月16日


今年のF1もヨーロッパラウンド最終戦のイタリアGPを向かえ、
ハミルトン、マッサ、ライコネンのチャンピオン争いもいよいよ佳境に。

フェラーリファンに埋め尽くされたモンツァサーキット。
今年は例年に無く週末は雨が振る。その雨が運命の悪戯を演出した。

予選でチャンピオン争いの3人が中段以降に沈み、
ポールポジションを取ったのはトロロッソのセバスチャン・ベッテル。これが初ポール。
しかし、これはただのオープニングセレモニーに過ぎなかった。

決勝レースも完全なウエットコンディション。
ポールスタートのベッテルは、スタートから後続に確実にギャップを拡げて行く。
中段から追いすがるマッサ、ハミルトン、ライコネンだが、思うように順位を上げられない。

このドイツの新星は、まるで若き日のセナが雨のポルトガルGPで初優勝した時の様に、
危なげない走りで後続を寄せ付けないまま、チェッカー。
フェルナンド・アロンソの持つ最年少優勝記録を更新し、初優勝。
まさに乾坤一擲(けんこんいってき)の走り。
この完璧な勝ちっぷりはただ者ではない。

昨年、カナダGPの大クラッシュで欠場したクビサに代わり、
BMWでのデビューレースでいきなり入賞した時から、次世代のスター候補として注目された。
その後も戦闘力の劣るトロロッソのマシンで度々輝きを放ち、来シーズンはレッドブルに昇格。
フェラーリやBMW、マクラーレンなどのトップチームもこのまま黙ってはいないだろう。
近い将来、ベッテルが必ずハミルトンやクビサらとチャンピオンを争うのは間違いない。


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(15:07)

2008年09月09日


ホンダは10月2日にパリで開幕するパリ国際モーターショーで、来年に市場投入する新型ハイブリッド専用車「インサイト」の試作車を世界初公開するとした。

新型インサイトは5人乗りの5ドアハッチバック車で、同じホンダの小型車であるシビックとフィットの中間ほどの大きさという。
電池やモーターなど心臓部となるハイブリッドシステムは、小型・軽量化を進め、大幅なコスト削減を行っているようだ。

インサイトは、ホンダが06年まで生産・販売していたクーペ型ハイブリッド車の車名だが、
今回は改めて、ハイブリッド車が本格的に普及する時代の到来を「洞察する(インサイト)」するという意味を込めたそうだ。
来年春に日本、米国、欧州の各市場で発売し、年20万台の販売を計画し、トヨタのプリウスに対抗する。


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(20:00)

2008年09月02日



トヨタ自動車は原材料価格高騰や北米市場での低迷によって収益が圧迫されていることから、
2009年3月期(今期)のマスメディア向け広告・宣伝費を、前期に比べて3割程度削減することを示した。
トヨタの今期の連結営業利益は29.5%の大幅減益と予想されており、一層の経費削減が行われることになるようだ。

日産自動車など大手各社も同様に、広告・宣伝費の削減を示しているらしく、マスメディア業界にも影響が出てきそうだ。

まぁ自動車のCMが頻繁すぎてしつこかった感じはあるので、丁度いい具合になる気もするのだが。


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(17:28)

2008年08月28日

F1も今シーズンの終盤戦に入ろうとしているが、
次第に来期のシートに向けての様々な動きが見られようとしている。

来期のシートについて、鍵を握っているのが、
ルノーのフェルナンド・アロンソであるのは間違いない。

ホンダが『勝利請負人』として招聘したロス・ブラウンは、
アロンソに対して強烈なラブコールを送っているのは確かで、
アロンソの決断次第で現在のホンダをドライバーであるジェンソン・バトン、
もしくはルーベンス・バリチェロのどちらかが放出されることになる。
(バリチェロの方が確率的には高いと言えるだろうが・・・)

仮にアロンソがホンダ入りを表明した場合、
シーズンオフに向けて、アロンソの抜けた穴を巡る椅子取りゲームは一気に加速する。

ルノー、トロロッソ、フォースインディアと言ったチームのシートが争われる。
その中にスーパーアグリF1の撤退後、休職中になっている佐藤琢磨の名前もあることに注目したい。

琢磨曰く『F1以外のカテゴリーは今のところ考えられない』とF1にこだわり、
現在数チームと交渉を行なっている様子。

ルノーでアロンソのチームメイトであるネルソン・ピケJrの調子がイマイチだった時は、
交代ドライバー候補の筆頭に琢磨の名前が挙がるほどだった。

また、トロロッソのオーナーであるゲルハルト・ベルガーは、
『開発能力のあるベテラン』として、琢磨に興味を抱いているとも。

ワールドチャンピオンを2度取ったアロンソがどのシートに座るかで、
様々なドラマや思惑が生まれるのは間違いないようである。


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(11:35)

2008年08月18日

ガソリンや軽油などの燃料高や、地球温暖化対策などから、
電気自動車やハイブリッドカーが世界中で人気となっており、
中でもトヨタの『プリウス』は2〜3ヶ月の納車待ちになるほどである。

そんなエコカーに、思わぬ危険性が有る事が問題となっている。
それは『低騒音ゆえに走行中の気配が無い』こと。

ガソリンエンジンの自動車と違って、
電気モーターで走る時のエコカーは、車内だけでなく、車外も驚くほど静かだ。
そうなると、歩行者など『周りがクルマに気付きにくい』と言う状況になりやすく、
気付くのが遅れる分、思わぬ事故を起こしやすいともい言える。
ドライバーの注意だけで回避できるなら、それで良いのだが、そうもいかない。

そこで、イギリスのロータスエンジニアリングは、
そんな静かで危ないエコカーに『騒音を発生させる装置』として、
『セーフ&サウンド』を開発した。

この『セーフ&サウンド』を取り付けることで、
エコカーの走行音をわざわざ演出し、歩行者への注意を喚起するものだ。

何とも滑稽な話だが、エコカーが増えて行くと、無視できない問題だ。


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(12:41)

2008年08月16日


5月のスーパーアグリF1の撤退以降、F1のドライブから遠ざかっている佐藤琢磨。
一時は不調だったネルソン・ピケJrに代わってのルノー入りがささやかれる事もあったが、
ピケJrの復調で話は流れてしまった。

琢磨としては、あくまでF1へのこだわりがあり、
ル・マン24時間のドライブオファーなども断りながら、現在も数チームと交渉中であると明かしている。
そんな中、あながちまんざらでもない話として、2009年度のトロロッソ入りのプランも浮上している。

来期からレッドブル・レーシングへのセバスチャン・ベッテルの移籍が決まっているトロロッソ。
さらに、もうひとりのドライバーのセバスチャン・ブルデーのパフォーマンスもいまひとつ。

共同オーナーのディートリッヒ・マテシッツとゲルハルト・ベルガーの中には、
2010年からのカスタマー・カー問題も見据えて、
『開発能力のあるベテランと若いドライバーのコンビ』と言うラインナップを検討している。

そこで浮上しているのが琢磨の存在だ。
琢磨はジョーダン・ホンダ、BARホンダ、スーパーアグリとマシン開発に積極的に関わっており、
フィードバックの正確さはエンジニアからも好評だ。
さらにトロロッソのメインスポンサーのレッドブルとしても、
飲料販売のマーケティング戦略で苦戦している日本とアジアにおいての広告塔となり得る。

そういう意味から、琢磨のトロロッソ入りは可能性として十分だ。

さらに、チームメイト候補として噂されているブルーノ・セナは、
あのアイルトン・セナの甥。現在GP2シリーズでチャンピオン争いをしている。

このふたりのラインナップになれば、話題性も十分。
さらに、ホンダエンジンを搭載すれば、親日派F1チームとなる!!


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(14:59)

2008年08月13日

ガソリン価格の高騰は今やトヨタのシンボル的存在となっている、
ハイブリットカー「プリウス」の販売を加速させている。
近くフルモデルチェンジを迎えようとする車種であるのにもかかわらず、
国内では納車2ヶ月待ちの人気ぶり。
しかも、これは国内に限ったカタチではなく、世界各国で起きている現象。
今年4月には、プリウスの全世界での販売台数は累計100万台を突破した。

トヨタ以外にも、ホンダの「シビック・ハイブリッド」や、日産の「ティーノ・ハイブリッド」など、
各メーカーがハイブリッド車をラインナップさせているが、
販売不振を理由に生産中止に追い込まれている車種もあるのも事実で、
現状は『プリウスの一人勝ち』と言っても良い。

プリウス一人勝ちの理由について米国の経済誌フォーブスは、
『誰が見てもひと目でハイブリッドカーだとわかるその先進的なデザインが一番の理由』と分析している。

確かに、現行モデルのプリウス人気は凄いものがあって、
レンタカーの予約もいつも先々まで一杯。プリウスの指名予約ばかりだという。
代わりにヴィッツを進められたけれど・・・。


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(20:10)

2008年04月10日

今年のF−1も開幕から3戦が終わり、
いよいよ次戦のスペインGPからヨーロッパラウンドを迎える。

スペインGPと言えば、
アロンソのホームGPとなる訳だが、
思い出して欲しいのは去年のスーパーアグリの佐藤琢磨である。

レース終盤に8位入賞圏内に浮上した琢磨は、
ルノーのフィジケラの追撃を振り切ってのチェッカー。
スーパーアグリのチーム初のポイントを獲得という、
記憶に残るレースだった。

残念な事に、今年はその再現を見るのは、
開幕戦並みに大荒れの展開にならない限り不可能かもしれない。

どうやら財政難でスペインGP前の合同テストにも、
スーパーアグリの参加が出来ない状況らしい。
『何とか戦っている』と言うのが現状。
『それでも闘志と情熱は衰えていない』と鈴木亜久里は言う。

そもそも、去年の中国企業のスポンサー料の未払いから、
歯車が狂い始めたと言える。詐欺に等しい。

本当なら日本企業で救ってあげられれば、いちばんなのだが・・・。




(12:52)